1970年代、軍事政権下のブラジルで赤狩りが行われ、元下院議員の夫が拉致された実話。
夫の所在が不明で子供達と不安な毎日を過ごし、希望を捨てずにいる時間が長過ぎた。
突然25年後に飛んでしまって…
近年だと『ROMA/ローマ』や『聖なるイチジクの種』とも共振する内容。ヒューマンドラマであり、写真・ビデオ・新聞といった「記憶」と「記録」と「メディア」の映画でもあった。ひたすら鮮やかな撮影だが、物…
>>続きを読む1970年リオで。軍事独裁政権の元で:
ビーチでの平和な子供達の遊びから始まるが、長女のベラは映画から家に帰る途中で、軍の検問に遭遇する。家ではクリスマスが近いようでツリーに飾り付けをしている。ニュ…
軍事政権下のブラジルで夫を拐われた家族側から描く、政治スリラー色が入った家族ドラマ。
こういう話って連れ去られた側を描くのが多いけど、この映画は残された側を描いていて、フェルナンダ・トーレスが演じ…
ブラジルの軍事政権を描いていること以外に評価される面白さがないように見えるのが逆にすごい。極端な話、それくらい映画として出色しているものがない。しかし同時にとことん真面目な作品であることの証左でもあ…
>>続きを読む1970年代の軍事独裁政権下のブラジルにおいて、突如政府に拘束され行方不明となった夫ルーベンス・パイヴァの消息を探し続ける妻エウニセの40年超の闘いを描く。
実話がベースとの事だが、ブラジル事情につ…
独裁政権下のブラジルを描いた映画は少ない。実際には多くの被害者が出ているのに、あまりに知られていない問題の印象があるので、この映画がもたらす情報は大きいと思う。幅広い人に観られて、知られるべき内容の…
>>続きを読む実話ベースと知らなくて見た。前半の南米ノリと中盤の凄惨な話、後半のすごいはしょり方含めすごいとは思った。言い方むずいが、やっぱり映像の素晴らしさが素晴らしくて美しすぎるとか思ってしまった。拷問シーン…
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