正直いらなかった続編。
今度は戦争だ、とでも言いたいのか。
初代で用語だけ出てきた”ザイオン”を舞台に現実世界の支配者たる機械軍団との闘争を描く。
”マトリックス”と言いながら現実世界のシークエンスが前作に比して大幅に増えたためメタバースを観たい勢からしたらザイオンはいらんという感じか。
登場人物が大幅に増え情報量も多く名前を覚えるのが地味にめんどい。
アクションシーンは相変わらずワイヤー大好きで一生スローかけて見せてくるがもう飽きたわ。笑
前作のラストでプログラム自体を完全に理解した超越者的な存在になった
ネオの無双っぷりはいいとしても、空まで飛ばれはじめるとちょっとね。
とりあえずネオがスーパーマン飛びするのがなんか無理。
これだけの長尺にも関わらずなんと完結しないで自作に持ち越しというグダグダっぷりを発揮してこの続編自体いらなかったなと思うばかりである。
しかしながらとんでもない見所として「モニカ・ベルッチのエッチなだけじゃだめかしら」よろしく、パーセフォニーのエッチさが素晴らしくそれだけで価値がある。
本妻たるトリニティの眼の前で私に愛のあるキスをしろとネオに迫る性癖を歪ませる件のシークエンスのせいで物語が全部吹っ飛んだ。
敢闘賞：モニカ・ベルッチでした。
エッチシーンは映画を救うのである。
