前作よりもTooBAD。
前作のウリであった小学生でもついていけるわかり易さを捨てて、派手さに全フリした続編。
やりたいことを詰め込みすぎて2時間半の超大作並の長尺に対して内容が全くついてこない悲惨な結果となった。
冒頭からKKKが登場したりブラック自虐ネタは激しさを増す一方でキャラの作り込みが相変わらず適当で90分くらいの内容を長々と見させられてるので退屈もいいところ。
続編あるある、マーティン・ローレンスの体重がいい具合に増加してるのも哀愁漂う。
ハリウッドにはプライドがないのか、「デッドフォール」真っ青の警察故事丸パクリシーンは思わず失笑。
あれがやりたくて舞台をキューバまで引き伸ばしたんだろうが、散々引き伸ばした挙げ句に最大の撮れ高がパクリシーンというなんともお粗末な出来である。
批評家からの評価もよろしくない様子で、マイケル・ベイの悪いところが存分に味わえる作品となってしまった。