グレハニスト森田

エンド・オブ・ホワイトハウスのグレハニスト森田のレビュー・感想・評価

3.6
80年代から続く単独系アクション映画の成れの果て。
実在国家を仮想敵にした心配になる設定だがその内容は。

さて内容といえば「ダイ・ハード」や「沈黙の戦艦」とやっていることは変わらない。
テロリストに占拠された密室を超人が無双していくという使い古されながらも皆に愛されているジャンルであるが、北朝鮮経由のテロリストがホワイトハウス占拠するとかいう内容はなんともシビアすぎて流石に引く。笑
「エグゼクティブディシジョン」でもそうだったがイスラムとかアジア圏を仮想敵に仕立てて露骨にアメリカ万歳する映画は向こうで受けるんだろうか。

面白くなくはないが、挑発的な内容過ぎてなんとも言えない気持ちになる複雑な映画であった。
アクション映画の設定としてはやり過ぎ。
ハンス・グルーバーが結局金目当てだったとか、そのくらいがいいんだよなぁ。