3104

特急二十世紀の3104のレビュー・感想・評価

特急二十世紀(1934年製作の映画)
3.6
いわゆる「スクリューボール・コメディ」の先駆けともいえる作品(らしい)。

91分というコンパクトな時間やシンプルな筋立て、登場人物達の判りやすい配置などが心地よく、風通しがいい。

物語もテンポよく進み、各人物の軽快なドタバタが魅力的。特に「20世紀号」に乗り込んでからは、特急列車よろしく物語は加速する。

チャンチャン、いう感じの終わり方もあっさりでいい。しかし〝大女優〟キャロル・ロンバードの演技が「がさつ」に見えたのが残念なところ。
3104

3104