アナザー・カントリーの困ったちゃんのレビュー・感想・評価

物語はロシアに亡命したエリート、ガイ・ベネットの約半世紀前の回想で占められる。モデルは実在したスパイ。

堅苦しい昔のイギリス、全寮制のパブリックスクール、エリート、同性愛…って「モーリス」と混同してしまう。横たわる美男子のジャケットまでカブる。

パブリックスクールの制度とかヒエラルキーだとか知識が無い分あまり楽しめなかった。ただ封建的で閉鎖的な空間に対する彼らの違和感はとても上手く表現されていたし共感できた。

半世紀前を語る老人になったガイの特殊メイククオリティが安っぽくて残念。