おたしん

Dear フランキーのおたしんのネタバレレビュー・内容・結末

Dear フランキー(2004年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

こんなの泣くよ。
ベタかもしれないしオチも分かるのに泣くよ。
こういうハートウォーミングなヒューマンドラマ系が大好き。

this is my dadの一文も石をポケットにしまうのも船にいるパパに大きく手を振るのも全部愛おしくて感動する。
別れるときの声なんて号泣だよ。
フランキーがどれだけ"父親という存在"を求めていたのかが伝わってきてしまう。
最後の日はどこに行くでもなくいつもと変わらぬ日常にパパがいるだけ。
ただ"家族"を感じたかったんだ。
何て純粋な少年なのか。

ラストの手紙は予想通り。
本当の父親ではないと分かっていた。
そう思うとダンスのシーンもスナックを食べて1人だけ離れるのも大好きなママにそんな時間を楽しませてあげたいと思っていたのかな。
ダンスシーンで2人を見守っていた表情を思い出して泣けました。
「友達のフランキーより」になっていたのも号泣。

この2日間はフランキーにとって大切な思い出になったはず。
パパを演じてくれたからとかではなくまた会いたいって思ったんだろう。
強く優しく生きてほしい。
ママのことを考えて手紙を書いていたぐらい大人なんだから心配ないね。
とても素敵な映画でした。
涙腺壊れて図鑑の魚を描いてるだけでも泣いた。笑


ジェラルドバトラーの父親っぽさ最高。
あの体格のパパにはハグしたくなるよね。
マイクバニングではない彼もかっこいい。
『ファミリーマン』でも子供を思う父親への変化を見れたけどこっちの方が好きかも。
あとエミリーモーティマーが可愛い。
掠れ声もすごくいいです。
おたしん

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