じょり

Dear フランキーのじょりのレビュー・感想・評価

Dear フランキー(2004年製作の映画)
4.1
①フランキー君の"父親"への思いで涙腺崩壊度 75%
②フランキー役の演技の不自然さ 0%(すごい子役だなぁ)
③3人の新しい出発を願ってやまない度 100%

さらっとした美味しいお吸い物のような作品でした。G.バトラーってこんなに男前だったとは恐れ入ったし、ニットが似合うE.モーティマーの丁度いい放って置けなさ加減も♡夜の帰り道のシーンとかいい雰囲気で分かる♪いい役者だなみんな。
特徴として、穏やかな港町をバックに撮られたかなり頻繁なロングショットが嫌味じゃなく、むしろそこから色んな温度を感じさせてくれるのは写真家スタートの女性監督だからでしょうか。巧みであります。もっと撮って頂きたい!
フランキー君の部屋や手紙内容のディテール等は入念に演出し、一方余分な台詞やコマ割り、人物などはなるたけ入れない引き算の映画、こういうの大好きだな。再鑑賞できるナイスムービー☆
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