こもり

グッドモーニング、ベトナムのこもりのレビュー・感想・評価

2.5
ベトナムに着任した軍属ラジオDJ(ロビン・ウィリアムズ)を主人公とする、前線から離れた場所を舞台にした戦争ドラマinベトナム・サイゴン、農村、アン・ラク、1965年夏
・アメリカの傲慢さ(他の文化風習に対する無理解、無自覚な価値観の押し付け、貧しいベトナム人は金をちらつかせればなんでもしてくれるだろうという驕り、"国際援助"..)やニクソン大統領を批判する感じ?
・主人公の話芸(小芝居スラング下ネタダジャレを組み合わせたマシンガントーク)の面白さが全く分からず、ラジオ"グッドモーニング、ベトナム"を長々聴かされる前半パートがなかなか苦行だった
・ベトナム人を見下しているという自覚のない主人公が最後までそれに気付かないまま、ベトナムを理解できないままアメリカに帰るのがなんとも示唆的
水牛 鶏 犬 コーヒー 蟻酸入りベトナムビール サンドイッチ 魚団子のニョクマム汁(激辛ヌードル) フルーツ野球(グァバ?果実をボールに) 映画3言語字幕(英中ベトナム) ニクソンの得意技はウソとクソで塗り固めた外交政策 援助か騒乱か ルイアームストロングの素晴らしき世界 同僚(フォレスト・ウィテカー) 兄妹ツァン&トリン
「僕ら人間じゃない、小さなベトナム人だ」