こもり

グリンチのこもりのレビュー・感想・評価

グリンチ(2018年製作の映画)
4.0
人付き合いが苦手なグリンチ(53)(cv.大泉洋)が、みんなが大好きなクリスマスを盗もうとする3DCGアニメinあなたの住む町の遥か遥か彼方にありそうでなさそうな空想のようなフーの村、12/20-12/25🎄 絵本原作(『いじわるグリンチのクリスマス』)
クリスマスは誰にとっても幸せで楽しい日ではなく、人によっては自分はそれほど幸せでもないと突きつけられる日、疎外感や孤独感を強める日でもあると分かっているからこそグリンチのような、幸せから外れたところにある人が無視されずに「みんなが幸せで楽しいクリスマス」の和に入れる優しさに満ちた世界に胸を打たれる。物語の中でくらいクリスマスが誰にとっても(あのワンオペワーキングマザーが幸せかどうかは今日は考えないことにする)幸せで楽しい日であれ!
好きなとこ
フーの村(クリスマスを前に浮き足立つ街の雰囲気、イルミネーションのわくわく感)、グリンチのビジュアル(全身もふもふしてるのに1ミリも可愛くない)、創意工夫あふれるグリンチグッズ(犬動コーヒーメーカー、ほぼ自動全身ドライヤー&ブラッシング、高性能クリスマス泥棒メカ)、吹き替えナレーションの言葉遊び(同じ音を繰り返したり韻を踏んだりが楽しい)、音楽(ダニー・エルフマン)
吹替版鑑賞 映像綺麗 グリンチの犬マックス グリンチの自称親友の犬ネビル ヤギのフレッド トナカイ オレンジ色の猫さん、寝たまま歩くおじさん カフェラテ ペパーミントパイ=クリスマスの匂い ピクルス トースト 雪アイス ポップコーン ワッフルにメープルシロップ クリスマスケーキ ミルク クリスマスプディング 白パンツの上に体毛そっくりもふもふパンツ チョコレートが大爆発色の白髪染め 悪の発明基地 パイプオルガンとドラム🐶のセッション いつもひとりぼっちで泣いてばかりだったグリンチ、いまは犬とふたりぼっち グリンチの自称親友(cv.秋山竜次) ナレーション(cv.宮野真守) 心優しい少女シンディルー(cv.横溝菜帆) イルミネーション制作