こもり

幸せをつかむ歌のこもりのレビュー・感想・評価

幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)
3.2
売れてない中年ロックミュージシャン リッキー(メリル・ストリープ)が歌ったり離れてる間にすっかり大人になった3人の子どもたちと再会したりする音楽映画inカリフォルニア州ダーザナ、インディアナ州インディアナポリス
いいとこ
バンドのサウンド(格好いい👏)、キャッチーな楽曲たち、アメリカの広〜〜いお家、グラスの残りをくっと飲み干しステージに向かう中年ミュージシャンメリルストリープ、すべてを受け止めてくれる顔のいい彼氏(リック・スプリングフィールド)
うーんってとこ
幸せをつかむ歌って感じの話ではない、女親が育児にフルコミットしないとすぐさま母親失格の烙印を押される風潮は確かに酷いけどリッキーがいま比較すべきは成功した中年男性ロックスターではなく育児より音楽を優先した無名男性ロックミュージシャンでは?、リッキーに都合よく子どもたちが寛容
映像綺麗 犬シグマ、ラルフィ マルガリータ ビール シャンパン ドーナツ アイス 昼はスーパーのレジ(週給447ドルちょっと)、夜は飲み屋でバンド活動 グリーンな結婚式 心は腐らない 勝てるかわからない口論が好き 品のいい家族に場違いなわたし
「ミックジャガーは4人の相手と子供を7人作った モテモテね だけど育ててない ロックスターよ 母親でもないしパパは何してもいい 女遊びもドラッグも家族を捨てても許される 周りを傷つけていいのね名曲を作れば それでも子供は離れない慕ってくれるわ、あなたが男なら 分かるでしょ?女はダメ 一度でも学校の行事をさぼればアウト 結婚や成長のお祝いも必須 "ギグなの"は通じないその場で母親失格よ」