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The Ice Tower(英題)
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『The Ice Tower(英題)』に投稿された感想・評価

Omizu
4.0
【第75回ベルリン映画祭 芸術貢献賞】
『エヴォリューション』ルシール・アザリロヴィック監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品され芸術貢献賞を受賞した。

大傑作!現代のダーク・ファンタジーとでも言うべき美しい映画。アザリロヴィック監督の美的センスが冴え渡る。安易なカタルシスを提供しない物語も好みだった。

田舎から出てきた少女がマリオン・コティヤール演じる「雪の女王」の撮影現場に迷い込み…という話。

マリオン・コティヤール演じる女優と少女は不思議な絆を育む。その過程がゆっくりと描かれる。正直退屈だと感じる人は多いだろうし、万人受けする映画ではない。しかし個人的にはよかった。

少女が求める「美しい女性」としての偶像、マリオン・コティヤールが体現する「雪の女王」、その二つがどうぶつかるか。少女が求めるのは要は母性なのだろう。孤児として育った彼女のバックボーンを考えればムリもない。

しかしコティヤール演じる女優はそれを持っているのか。わがままで美しさに固執する女優、まさに「雪の女王」をコティヤールが見事に体現している。

『エヴォリューション』『イヤーウィグ』などアザリロヴィック監督の作風はそのままに、物語としては割と分かりやすい。嫌いな人は嫌いだろうけど個人的には二つのエゴのぶつかり合いが幻想的に描かれていてすごく好きだった。
[少女が見た"雪の女王"と不在の母親] 50点

2025年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。ルシール・アザリロヴィック長編四作目。1970年代の冬のある日、16歳のジャンヌは児童養護施設から逃げ出して谷間の街にやって来る。そこで彼女は偶然か必然か映画スタジオに転がり込み、そこで大女優クリスティナの演じる"雪の女王"に出会う云々。題材となっている「雪の女王」が映画内映画として登場しつつ、クリスティナと雪の女王がほぼ同一人物のように語られるので、エキストラとして参加する→出世してゲルダを演じることになってクリスティナと向き合う機会の増えたジャンヌとクリスティナとの間で、映画内映画での役柄としての関係性とセットの外での関係性が重なり合っていく。ジャンヌが6歳のときに服薬自殺した母親の死体が"冷たく美しかった"と述べており、ここから"雪の女王"への憧れも不在の母親を求めているのと同義なのだろう。だからこそ、クリスティナからの愛を得ようと苦心し、撮影現場でのトントン拍子の出世を別の意味で喜んでいるのだろう。とはいえ、肝心の映画内映画の撮影セットがチープかつ、演じているクリスティナの終始機嫌の悪いガキみたいな側面ばかり強調されてしまうので、"雪の女王"という存在に圧倒されるような力がなく、彼女に惹かれ彼女の気を引こうとする主人公の温度感について行くのが大変だったし、中盤の追いかけっこはほぼ同じことの繰り返しなので冗長に感じてしまった。端々に監督のフェティシズムを感じるが、カテ&フォルザニの、それ以外を一切廃する覚悟の決まった高純度のフェティシズムを目撃してしまうと、本作品くらいのマイルドなフェティシズムでは到底敵わないと思うなど。ちなみに、映画内映画の監督役で監督のパートナーであるギャスパー・ノエが登場していた、らしい。言われても気付けなかった。
4.0
完敗。途中までは死ぬほど惹き込まれていたものの気付いたら何度も意識を失ってしまった。それもまた夢の途中のようで面白かったが肩入れして語ることのできるほど夢中にはなれず。公開したら要再見。スコアは5.0になるか下がるかのどっちかだと思う。