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Was Marielle weiß(原題)の映画情報・感想・評価・動画配信
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目次
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『Was Marielle weiß(原題)』に投稿された感想・評価
KnightsofOdessaの感想・評価
2025/03/10 22:44
3.0
[ドイツ、両親の行動が覗ける力を手にした娘] 60点
2025年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。Frédéric Hambalek長編二作目。映画祭は開催国枠にどれだけ優れた映画を入れられるかというのもクオリティ維持のために重要であり、プログラマーの腕の見せ所の一つであると勝手に思っているが、今年はトム・ティクヴァやブルハン・クルバニを抑えて(どちらもベルリナーレ・スペシャル部門に選出)本作品が選出されていた。コンペっぽくはないコメディ映画だが、クオリティとしては面白く、私が会場で観た作品の中では一番笑いが起こっていたし、エンドクレジットの時点で割れんばかりの拍手に包まれていた。しかも、まさかのコンペ選出作品の中で超能力少女ものが被るという異常事態になっていたのも面白い。物語はユリアとトビアスの娘マリエルが友人にビンタされた結果、両親が何をしているか察知できる能力を得たことから始まる両親のドタバタ劇を描いている。ユリアは煙草休憩と称して部下と不倫しており、トビアスは同僚に提案をひっくり返されるなどの情けない姿を家族には勇ましい行動をしたとして報告していた。しかし、それら家族に見せない姿をマリエルに暴露されたことで、彼女が居ない場所でも彼女に見られていることを意識した行動を始め、その皺寄せが家族生活に影響し始める云々。序盤で監視カメラのような高さから広角で両親の行動を捉えたショットがあり、これがマリエルの視点っぽいのだが、二回だけ登場した後に忘れられることからも分かる通り、かなり最初の方でマリエルのことが忘れ去られ、両親の混乱に軸足を置いてしまうのが若干気になった(映像も"覗いてるマリエル"の顔を映すことが増える)。それでも、マリエルに分からないようにフランス語で会話したり、不倫することをおおっぴらにしてみたり、もう一回殴ればもとに戻るか?として両親で殴る役目を押し付け合ったり、終盤まではどのシーンもコミカルに描かれていてシリアスになりきらないギリギリのラインで非日常化された日常を描いていた。母親が不倫してるのに対して父親が情けないだけというバランスの悪さは、ちょっとだけ登場する祖母も絡めた、思春期の娘と母親の物語へと作り変える意図のせいであり、終盤は母娘の複雑で普遍的な関係の描写へと変化していく。嘘は付いたかもしれないが、この感情は本物だ、と言わんばかりのラストは実に軽やかだ。
#2025ofOdessa
#劇場鑑賞2025ofOdessa
#Berlin2025ofOdessa
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伊達巻の感想・評価
2025/04/24 00:12
3.5
今年の金熊作品。共働きの両親がどこにいても何をして何を話しているのか分かってしまう超能力を手に入れたマリエレ。このあらすじから期待できる以上のものは特になくこの短尺のおかげでギリ楽しめたかもしれんくらい。低予算とはいえ抜かりない仕上がりで確かに見応えはあったが、多くは演出面について反面物足りなさもあり正直これが金熊取るならホンサンスに取って欲しかったと思わないこともない。ベートーヴェンとかの劇伴も最初は楽しく盛り上げていたがリズムが変わらないのでちょっと飽きてくる。気付いたら煮詰まって中途半端なコメディに終わりつつあろうとするところで、ライトアップされないマリエレの見据えた瞳が、結果はどうであれ痺れた余韻を残す。どっちかっていうと父親の方がガキ臭くて嫌な奴なのに娘に嫌われるのはバカ真面目な母親という、ある種家族の運命的な物語、あるいは人間の理不尽な自然さそのものについての物語であり、軽やかながらも深みがあってそういう点ではとても面白く観ることができた。
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みむさんの感想・評価
2025/02/24 00:37
3.8
ベルリン国際映画祭にて。
ヨーロピアン・シューティング・スター授賞式が観たいがために買ったチケットだったが面白かった。
もしもあなたの子供が親の言動をすべて知ることが出来てしまったら?というコメディ、というか辛辣なブラックコメディなのかもしれない。
10代の子どもマリエルが喧嘩で殴られたら両親の言動が見える力がついてしまう。
そのマリエルの目を通して親の偽善や隠し事が露になっていく。
大人になるにつれ「うまくやっていく」ために多少の嘘や隠し事はあると思うが、包み隠さず正直に本音を語ることが果たして良い結果をもたらすか?というと…
大人になることや人生は楽しいことばかりでも綺麗事だけでもなく、大半が退屈かもしれないが、それを維持して落胆や失望を逃れ平穏を保つことができるという一面もある。
その辺りをうまくストーリーに取り込み、子供の目線でなぜ?を織り混ぜながら、その力による子供側の混乱から徐々に親の困惑へと話は広がっていく。
案の定浮気話や虚栄あり、上映中は結構笑いが起きていて、マリエル視点で見る親の秘密は興味深くある意味楽しさもあったが、親の全部が見えてしまうため彼女自身も困難な真実にぶち当たり、なぜウソをつくのか、ウソをつく必要があるのか、残酷でも正直に話すことは良いのか、道徳心とは、信頼とは…など、だんだん身近で深刻で普遍的な問題になっていく。
両親と子供の両方の成長物語。尺も86分とコンパクトで良い。
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