面白かった。
不思議なところにボードゲームあるやん…?なんて、頭からすっ飛ぶ程の恐ろしさが展開されるんだけれど、不思議とわくわく見られる。
ただやっぱり蚊は何ていうかこう、恐怖とは違った「本当に嫌」感がすんごい。真顔で拒絶する感じの。寝る時に耳元で音がするだけで嫌だもんなあ。それが車のフロントガラス突破してくるかも、なんて、本当に嫌。
家の中だけにとどまらず、町全体に混乱を巻き起こし、きちんと終わるまでは実際に時間を重ねてしまうなんて、背筋が凍る。巻き込まれたくないゲーム堂々の1位かもしれない。もともとボードゲーム自体苦手なので尚更。
ゴールするまでに生きていられるのか、ゴールしたらどのように終わるのか、過程も結末も魅力的。
交通事故は全力で回避させたいし、とびきり大きなプレゼントも渡したいよね。
そのゲームを終わらせるのに、26年かかったんだ…次は何が起こってしまうんだろうね…
普通に怖い終わり方なのに、やっぱりどこかわくわくする。不思議な魅力を持つ作品。