期待しすぎたのかもしれないけど、正直、途中で時計を見てしまった。
確かにキャストは豪華でキャラの活かされた配役でありクスリと笑うところはいくつかあったものの、全体的に纏めたのが精一杯といった感じ。
特に感動するでもなく、オチがドーンとあるわけでもなく。
この手の話、三谷幸喜は得意なはずなんです。
ただドタバタで終始するんじゃなく最後は「うまい!」と思わせる仕掛けがいつもは面白かった。
この映画にはそれがまったくなかったのが残念。
ただ伊藤四朗はシュールでした。
(2006年01月23日のレビュー転載)