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世界最速のインディアンのNYoLoのレビュー・感想・評価

世界最速のインディアン(2005年製作の映画)
4.0
あったかい作品でした。

同じく実話をベースにした映画、「ルディ」「5%の奇跡」でも思ったけれど、夢を諦めず、ひたすら全力投球する人を、必ず誰かが見ていて応援してくれる、そんな「人の善良さ」が詰まった映画でした。

思えばお隣の両親も、地元の走り屋たちも、バートの夢を応援してくれる。そこに理由は描かれないけど、もはやそんなものはいらなくて、ただただ応援したくなっちゃうくらい夢に一直線なのです。

道中に出会う人たちもみんな素敵なのよね。ティナが一番好きだったかな。普通に可愛かった。ネイティヴアメリカンも良い。会場で会う人もなんかみんなすぐに力貸してくれて、善良な人ばかりで心が洗われました。

真っ平らな塩湖をひた走るインディアン。コツコツと改良を加え、時速321キロを超えるまでになったという。幾つになっても夢を諦めないこと、そして更に上を目指し挑戦し続けることの尊さを感じました。
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