以前、美術館にフェルメール展を観に行った時に、フェルメールと共に、オランダの2大巨匠と言われるレンブラントの作品も展示されていて、フェルメール目当てで行ったのに、レンブラントの方が、後々心に残り、レンブラント作品を好きだなと思うようになっていた。だから、今作のこともずっと気になっていて、やっと観れた。
しかし、想像とかなり違った。有名なレンブラントの作品「夜警」を、レンブラントが描いた時の様子を単純に語る作品だと思っていたのだけれど、なんだかとっても強烈で。話も、なかなか入って来なかった。最後の1時間くらいに、ようやく「夜警」が出てきたけど、そこまでが、長くて長くて。
途中で、監督がピーター・グリーナウェイだと分かって、ひどく納得。少し前に観た「コックと泥棒、その妻と愛人」と似た雰囲気だったから。「コック…」の方も、とっても強烈で、話に入っていけず、唖然としながら観たことを思い出す。両方とも、まるで舞台を観ているような演出なのも、共通している。
オランダが舞台だけど、皆、英語を話す設定だった。
マーティン・フリーマンが全裸で熱演。見えてるし。
英国の名脇役で大好きなトビー・ジョーンズも出てるけど、あまり活躍が無かった。