ベビーパウダー山崎

クルージングのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

クルージング(1980年製作の映画)
4.0
同性愛者の世界(感覚)にのめり込んでいるようで実は殺人鬼と同調していた(暴力的な行為の解放)パチーノが最高。ラストの展開が『キュア』の役所広司みたいで大好き。最後の最後で静かな曲とあの夕日、これが撮れるからフリードキンは強い。男しか出てこない映画にカレン・アレンはすわりがよい。肉体にタンクトップ一枚、パチーノのダサいダンスで朝まで踊りたい。フリードキンこそ「映画」の塊。