NAOKI

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のNAOKIのレビュー・感想・評価

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)
4.0
ウォシャウスキー(当時兄弟)はプロデューサーの前に1本のビデオテープを置いて言った。
「このアニメの実写版のような映画を作ってみせます」
こうして出来上がって世界中で大ヒットしたのが「マトリックス」…
置かれたビデオは日本のアニメ「Ghost in the shell 攻殻機動隊」だった…
だからこの二つの映画のファーストシーン…緑色の文字が雨のように降る画は一緒なんですね😁

あのジェームス・キャメロン先輩もこのアニメに大きな影響を受けたことを口外して止みません。

最近スカヨハとたけしで本当に実写化されました。これはこれで面白かったですが残念ながら別物でした。

士郎正宗…美味しい日本酒か良く切れる日本刀みたいな名前だけど…この天才の原作とアニメの天才…押井守に生み出されたこの作品は宮崎アニメや大友の「AKIRA 」と並ぶ日本の宝だと思っています😁💦

作画や音楽…キャラの魅力ももちろんなんですがとにかくストーリー…
「ゴースト」という概念💦
人間の意識…つまり魂ですね。それが電子頭脳(機械)であってもそこに人間の意識=ゴーストがあればそれは「人」であるという考え方…
しかもそのゴーストがコピーしたり書き換え可能なもんだから話はややこしくなるわけです😁💦

当時はアニメの夢物語にしか思えなかったこの概念が量子コンピューターの出現でにわかに現実味を帯びてきてます💦

最近のSF映画のテーマとしてやたら増えてきたAIやアンドロイドやレプリカントなんかの倫理観がすでにこのアニメで描かれていました。世界が注目するわけです。

この作品はSF…続編のイノセンスはより哲学的な内容になってます😁💦

まずこの作品から入り…派生した数々の作品群に触れてもらいたいなぁ…

おれのゴーストが囁くんだよ💦

これ…言いたくなります😁💦
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