2025年プロ野球史上最速でリーグ優勝を決めた阪神タイガース。優勝を決めるまでの球団の様子を捉えたドキュメンタリー映画。

関西在住で昔からファンの阪神タイガース。今では娘も大ファンになり、親子で鑑賞してきました。娘の推し選手は佐藤輝明。今年40本HRの100打点突破で大活躍を果たした彼のインタビュー映像も沢山あり、娘も大喜びの内容でした。ちなみに僕は近本選手。FAの可能性があったからか、今回インタビューが少なめだったのはちょっと残念。残留決まって良かった！

今年から藤川球児監督による新体制。藤川監督自身の口から語られるチームの作り方。選手からコーチまで幅広く目を配り、凡事徹底を重視。大きな怪我人を出さずに1年間走り切る強いチーム像を作り上げた手腕は、プロ野球のみならず社会人においても重要なヒントになります。

良いことばかりでは無く、坂本選手の頭部死球、石井選手の頭部打球直撃による戦線離脱からの7連敗などチームの窮地についてもしっかりと触れています。

そういった場面で監督やコーチ、選手たちはどう考えてどう乗り越えてきたのか。その振り返りもファンなら必見でしょう。

そして優勝を決める日の試合は割と長めの尺を用いて取り上げています。エンドロールでも最終戦でのテル40本目の場面や原口の引退セレモニーもあります。流石にクライマックスや日本シリーズまではありませんが、まさに阪神タイガースの今年1年間を2時間に凝縮した形でしたね。

もう既に来年への準備もスタートしていて、連覇と日本一奪還へ向けての戦いが始まっています。来シーズンも今から楽しみにしたいですね。

なんせ阪神ファンなので、上映初日に、観に行った。座席に座ってる人達、この人達も、恐らくみんなタイガースファンなんだと思うと、それも、妙に感動だった。

今シーズン、セ・リーグで最速優勝を決めた記録を、球団のカメラで録った独自の映像を交えて綴ったドキュメント。

藤川が、選手のことを第一に考えていたことが伝わってきた。石井が「ファミリー」と言ったのが印象的。それに、多くの選手が、「準備」と言っていたのも、強く印象に残った。毎日、ひたすら準備をして、試合に臨んでいたのだということが、当たり前だけど、凄いことだと思って感銘を受けた。改めていいチームだなぁと実感した。

球団が独自に録っていた映像が多かったので、興味深かった。日々の試合での、ベンチ内のちょっとした映像や、普段は見れないブルペン内の様子は、とても新鮮だった。石井が頭に打球を受けた後、担架で物々しく通路を運ばれていた映像もあり、その後の活躍も脳裏に浮かんで、うるうる来てしまった。

佐藤輝明と森下の打順を入れ替えた時の話も、藤川の見る目に、びっくりした。

ラスト、原口で終わったのも感動だった。

• #けーな野球

最高だった。個人的に木浪が3エラーやらかして、試合後にデュプランティエが励ましてるシーンが印象的やった。