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キツツキと雨のRRRiのレビュー・感想・評価

キツツキと雨(2011年製作の映画)
4.0
出てくる人たちはそれぞれ全然違うキャラクターを持っているのだけれど、悪い人がいない、平和な物語。
迫力とか刺激を求められる映画も良いけれど、沖田さんの日常を切り取るような映画も大好き。

全員が物語が終わるまでの間に、全員の表情や考え方が少し変化しているのが面白い。監督もスタッフも役所さんの役も息子も住民も。
何歳になっても、新しい出会いによって、少しずつ人って成長しているのかもしれないなと実感。
役所広司が小栗旬の影響を受けて、息子(高良健吾)への態度を変えるシーンとか。
それによって息子もまた変わっていったり。

役所広司と小栗旬の友情に少し泣けてきた。役所広司、小栗旬のこと大好きすぎでしょ!!っと突っ込みたくなるほど笑
小栗旬もいつの間にか甘える弟のように信頼を置いてて、2人ともに対して今まで感じたことのない可愛さを感じた。

最後は、いつも通りの日常に戻っていく2人が見られるが、小栗旬側のシーンでまたほろっときつつ、クスりと笑っちゃった。
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