ひよし

プラトーンのひよしのネタバレレビュー・内容・結末

プラトーン(1986年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ようやく酷暑も過ぎ去り、久しぶりに映画館にたどり着けました。

蒸し暑く感じながらも映画館に向かい、劇場のシートに座っても涼しく思わなかったのはこれから始まる映画の中の登場人物が感じる暑さのせいなのか、それとも単に昨日の晩に飲みすぎたせいなのか。

莫大な戦費と多くの犠牲となった若者、そして薬物汚染。ベトナム戦争で負った傷はアメリカにとって大きすぎて深すぎる。

エリアスもバーンズもアメリカであり、”二人の子ども”と言われたクリスこそアメリカの象徴である。
だからこそラストにクリスがバーンズにする行為はアメリカ(オリバー ストーン)の偽善とも思ったが、クリスがバーンズの様な人間になってゆくのが戦争であり、アメリカだとしたらまさしくアメリカにとって正しい行いであったのか⁉︎(途中帰還となったが)

しかし若いデフォー、ウィテカー、デップらをスクリーンで観れたのは嬉しかったし、ジェファーソン エアプレインのホワイトラビットも聞けて、こちらまでトリップしそうになるくらいよかった!

夜の仲間の団欒にクリスが来た時のエリアスの笑顔がちょっと怖いと思ったのは自分だけでしょうか⁉︎
ひよし

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