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マグノリアの花たち/スティール・マグノリアのfilmaholicのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ハガネの女たち。
強く逞しく、それぞれ抱えるものを胸に秘めて。
ジュリアロバーツが若くて可愛くて...
プリティウーマンが目立ちすぎてるけどほんといい作品が多い、エリンブロコビッチはずっと大好きで、これも見てみたけど、どうしてもお母さんの気持ちになってしまって...
病気だから自分の体を大事にして、出産は危険だから妊娠は気をつけてという気持ちも、この世に生まれたからには子どもを産みたいって気持ちもわかるけど...
あの序盤の発作を見た時に、この人は子どもを産んだとしても二人で家にいる時突然この発作になったら赤ちゃんはどーなるんだろう?と思って。
あれよあれよと出産するんかいと思ったらその通りになってびっくり。
若さゆえだけど、どこか見た目じゃわからない病気を軽く見すぎていたと思う、旦那さん。シェルビーは当事者だからわかるとは思うけど...
出産も糖尿病も経験ないから好き放題言えるけど、やっぱり母親のいない青年と旦那を、親を残して先に逝くのはあまりにも...空から笑って見守ってる、には昇華しにくい。幸せな感想だな我ながら。
ウィザー性格悪すぎたけど、妊娠が分かった時皆と野放しに喜ぶんじゃなくて母親の手を取って、ああ、喜ぶだけじゃないよねって察するのが早くて、すごい良いシーンだなと思った。美容院の皆さん素敵だったなぁ、うるさい時もあるだろうけど、あんなおばさまが近くにいたら心強いだろうな。南部北部の特色もあまりわからないしアメリカの土地柄や文化はあまり詳しくないけど、素敵な映画だった。
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