見終わって、完全においていかれた感があったので、それでびっくりしました。
1974年公開のロバート・アルトマン監督の、西海岸を舞台とした、ちょっと悪いひと達が出てくる作品として見た方が良いようです。
未消化感があったので、絶賛していた菊地成孔さんのネットコメントを読んでみたところ、やはり推理ドラマや謎解きをしてはだめ、だそう。
何それ?という破滅的センス映画ですので、私にはそのセンスがないのがわかりました。
誰が殺したのか、を気にしてミステリーやサスペンスとして見ていると失敗作にしか思えません。
チャンドラーの原作や、村上春樹翻訳は、別ものとしてぜひとも読んでみたいところです。