けーな

ナイト ミュージアムのけーなのレビュー・感想・評価

ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)
3.6
よくできている話で、面白かった。子供が見ても楽しいと思う。

原作は、同名の絵本だそうだ。NYに実在するアメリカ自然史博物館が舞台となっていて、夜警として働き始めたベン・スティーラー演じるラリーと、夜になると動き出す展示物達とのストーリー。

製作されたのは、2006年。日本では、その翌年に公開されて話題にもなっていたが、その頃、観ずに、今頃になってから観たお陰で、当時は知らなかった俳優に気づけて、良かった。その1人目が、ラミ・マレックで、ミイラの王子の役。今作が、ラミ・マレックの映画デビュー作。ボヘミアン・ラプソディより先に、今作を観ていたら、気にせずスルーしていたんじゃないかと思う。

そして、2人目は、博物館の館長(マクフィー博士)を演じているリッキー・ジャーヴェイス。最近、イギリス映画とドラマをよく観ているため、この人のことを知ったが、やはり、公開当時に見ていたら、全く気にせず、スルーしていたと思う。やっぱり、雰囲気が笑えたし、いつもと変わらぬ喋り方(イギリス訛り)だったので、この役の設定は、どうなっているのか、気になった。

さらに、公開当時に観ていたとしても、当然気づく豪華なキャスティングにも胸が躍った。ルーズベルトの蝋人形を演じているのは、今は亡きロビン・ウィリアムズ。変わらぬ笑みをたたえていて、惜しい人を亡くしたとやはり思う。

そして、もう1人、大御所が出ている。「メリー・ポピンズ」のディック・ヴァン・ダイクだ。さらに、他にも、オーウェン・ウィルソンや、スティーブ・クーガン、ポール・ラッドなども出ていて、楽しかった。
けーな

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