まんをじして、ゴッドファーザー。
〜〜〜
もっと冷徹で残酷なドンだと勝手に想像していたけれど、全然違うのね。
開幕早々、
名前通りのゴッドなファーザーっぷりがあっぱれで、
落ち着き義理堅く、熱い真面目な男で驚く。
最後の方は孫デレデレのおじいちゃんだし。
良いキャラクターだなぁ。
ギャング抗争が物語の良い装飾となり
三時間の尺で、一世代、時代が移り変わっていく様に濃密に浸れる。
コルレオーネ家の凋落、どん底からのV字回復までの緊張感はたまらない。
バタバタ死んでいくけど、
ギャングファミリーだからこそ、
仕事と家庭が、生死と愛憎が表裏一体。
〜〜〜
続編、続々編で、この「時の流れ」をまだまだどっぷり味わえると思うと楽しみ。
映画を通して「時の流れ」を体験した後の、
まるで自分が一回り成長したような、
この気持ち。
久々に思い出したよ。
思えば、小さい頃から、ずっとそうだった。
こんな気持ちが好きだった。