ぐるぐるシュルツ

ミストレス・アメリカのぐるぐるシュルツのレビュー・感想・評価

ミストレス・アメリカ(2015年製作の映画)
4.0
軽薄な痛さとしなやかな強さ。

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それらを描くの本当に上手いなぁ。
ノア・バームバックとグレタ・ガーウィッグ。
夫婦共に好き。
みんなの想像と虚構に支えれている今日の都市。
タイムズスクエアの眩しさは、
渋谷スクランブル交差点のそれと同じ。
まんま本編さながら、アメリカの短編小説を読んでるみたい、ニューヨーカーあたりの。

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途中、
orchestral manoeuvres in the darkというバンドの"souvenir"って曲が流れるんだけど、本当に音楽センスに脱帽。
自分たちの行方がわからなくなった主人公二人にぴったりの曲。