TVK(テレビ神奈川)の「シャカリキ」という県内の高校の部活動を応援する番組のDVDってあるのかなと検索したらヒットした一本。
なので、原作も自転車競技も全く知らずに購入。
5月は自転車月間らしい(国土交通省)ので自転車映画の鑑賞。
根拠は不明だけれど国内初の自転車映画らしい。
高校の自転車競技を舞台にした青春スポ根もの。
とりあえず、普通に劇中のセリフも矛盾があるし、ご都合という言葉すら生ぬるい感じのでたらめな描写が多く、エンターテイメントとしても崩壊している。
原作を大きくアレンジしているようだけれど、せめて映画として完成させてほしかった。
実力は満点だが素人の自転車バカが、競技自転車の世界でチームプレイをする王道。
王道なんだから、王道に構成すれば面白くなっただろうに、映画の尺にいろいろ詰め込もうとした結果、齟齬が生まれたけどノリで無視した結果、気になる人には気になった感じか。
個人戦だと言われて参加したらチームプレイを強要されて、全く意味のない犠牲を強いられて・・・。
告白した女の子は別の男に発破かけているし・・・。
監督に妨害されなかったら主人公はぶっちぎりで優勝して終わったのにな・・・あそこから先、アシストいない前提の道のりなわけで。
「スペシャル・コレクターズエディション」で、メイキングや宣伝番組、舞台あいさつやイベントなど、特典によくある感じの退屈な映像が2枚分ついていた感じ。
映画の特典映像ってなんでいつまでも面白くならないんだろう。
それはこの映画に限った話でもないけれど。