YasuhitoArai

乱暴者のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

乱暴者(1952年製作の映画)
3.7
ルイス・ブニュエル監督作品。
大男のペドロはその剛力から"ブルート(乱暴者)"というあだ名が付けられている。地主のアンドレスが立ち退きしない住民を追い出すためにペドロを雇うが・・・という話。

ルイス・ブニュエル映画によくあるようなシュールな部分は薄い。人物の思惑が交錯し、翻弄されるペドロ。確かに剛力さが見た目から伝わる。でも心は繊細な部分がある。

アンドレスのじいさんがお菓子を夜中に食べたり、ひょこひょこ歩く様が可笑しい。焼き焦げる肉のシーンも好き。
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