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二十日鼠と人間のyuhiのレビュー・感想・評価

二十日鼠と人間(1992年製作の映画)
4.0
この映画をみると優しさについて考えさせられた。
人はなにか決断をするときには、自分への利益と、他人への利益を天秤にかえる。

つまり、優しさとズルさのバランスをとっている。

しかし、レニーの場合は同時に2つの感情を扱うのが難しく、ひとつの感情で判断しているんだと思った。
だから、あるときは誰よりも優しくなれ、逆にあるときは誰よりも残酷になってしまうんだと思う。

人間は絶妙なバランス感覚で生きている。
どんな人間にも善と悪はある。
だから、上手く生きるには自分が他者をどうみるかに尽きると思う。
人の良い部分だけをみて、悪い部分は考えない。
悪い部分なんてだれにでもあるんだから。
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