天才数学者が、幻覚の世界に陥りながらも最愛の妻を信じ、生きることを学んでいく。
妻がジョンの手を自分の頬に当てながら、「これが現実なのかもしれない、現実は頭で考えるものじゃないのかもしれない」という言葉が印象的だった。
本当に大切なものは考えるものじゃなく、
見て、聴いて、触れて感じるもの
だと思った。
授賞式での「今の自分があるのはあなたがいたから」ということばも、
人は自分とそして、相手がいることで初めて意味があって、その関係の中に何かを見出していくものだと思った。
ジョンはいつも真理を求めていた。授賞式での言葉は人間における真理を語っていたと思う。