にーやん

二十日鼠と人間のにーやんのレビュー・感想・評価

二十日鼠と人間(1992年製作の映画)
4.3
頭のキレるジョージの相棒は知的障害のある大柄で怪力のレニー。恐慌時代のカリフォルニアで農場を転々と渡り歩く二人の夢は自分達の農場を持つこと。レニーがトラブルに巻き込まれるたび農場を追われてしまう二人が、ようやくたどり着いたタイラー牧場で、夢を語り合える仲間とも出会えたその矢先…


ある伏線から悲しい決断を下すジョージ。そして、未来を楽しく語るレニーとの対比が観ていられないくらい辛過ぎて…やりきれない。

とても哀しくて静かな物語なのですが、丁寧な描写と丁寧な演技に完全に魅了されました…間違いなく名作。

忘れることができない1本になりました。
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