キャッスルグレンギャリ

ザ・プレイヤーのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)
3.6
U-Nextで鑑賞。バックステージ物には目がないので、本作の存在を知って即鑑賞。多数のスターがカメオ出演したり、本作の中の映画作品に登場人物としてちょいと姿を見せるという楽しみがあるものの、決してバックステージものというわけではありませんでした。
本筋と離れますが、アメリカ社会では凄腕の弁護士をつければ、怖いものはない、どうにでもなってしまうんだなと。O・J・シンプソンが無実になるわけだ、ということがわかりました。
ハリウッドではテキトーに映画が作られているとハリウッドで苦労したそうなアルトマン監督が皮肉っているよう。脚本担当の重役なんて読んでないしあらすじだけ聞いてどうするか決めてる。何にもしてないのに高級リゾートで寛いで。本作はそんなハリウッドでの映画づくりを皮肉り、それにサスペンスの味付けをした作品です。
「ジョー・ギリスから電話よ。」筆者はこの名前が「サンセット大通り」でウイリアム・ホールデンが演じた主人公の名前であることに瞬時に気付きました。本作の主人公は知らないんですね。これも皮肉か。

ティム・ロビンスの長身ぶりが目立ってました。「ショーシャンク」では気付きませんでしたが。

お楽しみのスターたち、筆者はバート・レイノルズ、スーザン・サランドン、ピーター・フォーク、ジュリア・ロバーツ、ブルース・ウィリスしか発見できませんでした。もっと探すために、もう一度見直すか、という気にはなれないなぁ。