□見たきっかけ
ネットフリックス
○良かった点
・主人公が世紀の大詐欺師という犯罪者なのに、嫌悪感や不快感があまりない。それはディカプリオが演じたからもあるが、父母の幸せや元の家族に戻りたいという思いからやっていたという描写が多かったからだろう。ただフランクを婚約した彼女が2回も3回も裏切られ可哀想だった。
・詐欺の手口が巧妙。1番最初の詐欺が、先生になりきっていじめっ子に罰を与えるところ。最初にカールから逃亡する手口もなんとも圧巻だった。これで未成年なんだから本当に天才なのだと思う。
・しつこく司法試験に受かった理由を聞いてくるカールが可愛かった。
・フランクとカールの表現し難い信頼関係が素敵だった。クリスマスイブという特別な日にあえて連絡するフランク。カールの言う通り誰かとの強いつながりを求めているように感じた。そしてそれはカールにも感じられた。カールは自分の宿敵として、最大の賛辞と敬意を示しているのだと感じた。最後のシーンもフランクをじっと見つめるカールが気持ちに感情移入できた。
・1番良かったのは、やはりオチ。これが実話だというのが本当にすごい。こんなことあるんだな。
△気になった点
・映画が2時間10分とやや長め。途中少し疲れた。
・フランクの逮捕からストーリーが始まり、過去と現在を行き来するため、どこから話が繋がるのか分かりにくいところはあった。
・昔だからありうるのかもしれないが、パイロットや医者になりすまして生活するなんてできるのだろうか。
