“誰が本当の狂人か?”
離婚・リストラ・脳腫瘍、人生が嫌になったフランクは自殺を考える。
しかし、たまたまTVに映っていたリアリティーショーの少女の言動に怒り、翌日、彼女を射殺する。
その様子を目撃した女子高生ロキシーとフランクは意気投合し、“殺してもいい奴”を殺害する旅に出る。
バイオレンスでブラック・ジョーク満載のロードムービーです。
どこか「俺たちに明日はない」を意識したような作りで現代のボニー&クライドといった趣き。
メッセージ性が強く、病めるアメリカの病巣にバンバン斬り込んでいるんでしょうけど、正直、勉強不足なものでピンとこない場面もアリでした。
アメリカの文化やサブカルチャーに精通していればもう少し面白く見れたかも。
現代社会にストレスを抱えて息苦しく感じるっていう点では共感できるかなぁって感じですが、二人の行動に爽快感があるかと問われると、結局のところ自分ルールなので、うーんって感じですね。
ロキシー役のタラ・リン・バーがすごくキュートでした。