ぶちょおファンク

マルチュク青春通りのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

マルチュク青春通り(2004年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★1.5 中盤★2 終盤★1

この手の韓流青春ノスタルジアものには『サニー』や連ドラ『応答せよ〜』シリーズなんかがあり、それらは80〜90年代を舞台に10代の青春が描かれますが、今作はさらに古い70年代の高校生による青春もの。

前記した作品らは現代と過去を交互に映し出したりしてその対比で共感や郷愁感を覚えたりもしますが、今作は70年代のみで構成され、その時代に青春を過ごしたかたならお国は違えど「なつかしい」となるのかもですが、ここで主に描かれる青春は終始下品な“ケンカ”ばかりでなんの感慨も浮かばなかった。(別に暴力系は嫌いじゃない)

青春ものには欠かせない友情と初恋、ハン・ガイン演じるヒロインとの恋では“ラジオ”や“雨”と韓流ではよく使われるテイストが効果的で良かったんですが、展開としてはそれほど広がらずイマイチな印象。

序盤での諸々の下品さはその時代を表す意味で有りです。
しかしそれを全編通されると個人的にキツく、終盤は友情か恋、もしくは現在パート(アラサーくらいになった)を描く…等で物語の舵を大きく切って欲しかったです。

まっ終盤に熱い友情はあるけど硫酸ヤローなんかとの関係はどうでもいい…!!!😱

この頃のクォン・サンウは田中圭くんに見えて仕方なかった…!😆

2020年13本目