Risa

ぼくの大切なともだちのRisaのレビュー・感想・評価

ぼくの大切なともだち(2006年製作の映画)
3.5
女々しい、友達の居ない おじさん二人が親友になる話です。

主人公は美術商。
彼は骨董品や美術品に値段を付けて売る仕事。つまりは、とことん市場主義。
そんな彼が オークションでついつい惹かれて高額で落としたものは、友情の証だという壺。

友達の居ない人が、友情に値段をつけたんです。
友情というものの 尊さ 美しさには 値段は付けようがなく、付けて良いものでもない。人身売買や代理出産と同じ様に、価値を知らないから値段を付けることが出来る。モラル的問題。
価値を知らないので、それに憧れてオークションで落としたところが 女々しいです。

そんな中、本物の友情を見つけていく訳ですが、中だるみ。

飽きてきたところに、意外にも有名過ぎるクイズ番組で引き戻されます。良い展開を迎えます。

映画内での、有名過ぎるクイズ番組の最終問題の最中で『恨んでいないか?』『あまり恨んでいないよ』って親友通しの会話が。これは、、仕立屋の恋の名台詞を思い出してしまうじゃないの°
これは男同士の友情の話ですが、やっぱりルコントは 恋愛ものの方がお得意。

はやく歓楽通りが観たいな〜♡(いつも借りられっぱなし)

良い話だけど 酒のつまみにはよくない。
Risa

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