「蛇の道」(1998年、黒沢清監督)をYouTubeでの2週間限定上映で初視聴。
幼い娘を殺された男と、彼に手を貸した謎の男が繰り広げる復讐劇を描いた暴力スリラードラマ。やはり変な映画でした。
(褒めてます)
冒頭からいきなり哀川翔、香川照之が犯人と思われる人間をさらっと拉致するシーケンスに驚く。どうやって2人が出会ったのかは見せず、冒頭に彼らの動機を見せる手法が良い。
監禁と拷問の連続に2人の異常な暴力性を感じる。終盤、2人の関係性が急変する展開にも唸った。
「あんたも興味あるの?」数式?少女?
(追記)
冒頭で一仕事終えてからの、哀川翔先生による物理学の様な数式を書く授業、アレはなに?雑で中身のない授業、雑なセット、世代感ばらばらな生徒たちに違和感。小学生の女子がやたら優秀な生徒に意味はあるの?塾の一連のシーケンスはノイズになってた。つまり学習塾シーンになるとついつい笑ってしまった。