おけい

カリフォルニアのおけいのレビュー・感想・評価

カリフォルニア(1993年製作の映画)
3.4
連続殺人鬼の心理などを紐解くルポタージュをしながらカリフォルニアを目指す作家と写真家の恋人が本物の殺人鬼を乗せてしまうと言う、シャレにならん話。

身なりや雰囲気からも明らかに住む世界が違い、仲良く出来なさそうな2組のカップルが、旅を続けるうちに友情的なものを育んでいく様子はなかなか良かった。

苦手意識でシャットダウンしちゃうとそれで終わっちゃうけど、話してみると案外分かり合えることもあったりね。現実にもそんなことありませんか?

ブラピが汚らしくて不快な役をやっていて、ブラピファンには少し衝撃的なんじゃないかしら?ジュリエットルイスがネジが一つ飛んじゃってるような女の子役で、お馬鹿と言えばお馬鹿さんだけど、ある意味純粋で憎めない弱者の役が上手かった。

監督知らずに観た後調べたらドミニクセナの映画だった。偶然だけどこれで全作品観たみたい。『ソードフィッシュ』が1番好き。
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