大好きなんですこの作品。
アメリカ南部のアングロサクソンの老女デイジーと、黒人運転手。最初は警戒心を持ちながらもう交流し、徐々に信頼感を育て、友情を育んでく物語。
今なら「グリーンブック」がこの系統なんだと思うけれど、私にとってはもうその手の映画の原点にあたるのがこの作品なんです。
少しずつ人種の垣根を超えて距離を縮め、老いと共に変化する環境の中で、最後はお互いへの「親愛の情」だけが残っていく。
古い作品だし、映画としては決して派手ではないんだけど、絶対的な「間違いのなさ」を感じる、もうなんというか、お袋の味的立ち位置なんですよね〜。
今みたいにサブスクとかがない頃は、観たくてもディスクもVHSもなかっりで簡単には観られないって感じだったけれど、今はだいぶ色々な方に触れてもらえるような状況になったのが嬉しいです。
とても暖かい気持ちが残る作品なので、チャンスがあったらぜひ色々な方に観て頂きたいな。
モーガンフリーマンの出世作とでもいう作品でもあるので、一見の価値はあると思いますよ。