Donguri5656

武士道残酷物語のDonguri5656のネタバレレビュー・内容・結末

武士道残酷物語(1963年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

イヤなことしか起こらない。

映画の出来は、いいんだろうけど、

とにかく、イヤなことしか起こらない。

ちゃんと映画的には、段階を踏んで

次々と、レベルアップしたイヤなことが

起こり、つくづくイヤになる。

なので、まぁ映画としては、

よく出来ているのでしょう〜。

最悪と思える事が起こっても、

そのあと、もっと最悪なことがおこる。

映画としては、いいんだろうけど、

最悪な気分になる。

同調圧力、絶対服従の思考停止、

バカ殿を奉る封建主義、

抽象的命令と減点主義、

腹切り文化の恐怖が

これでもかと描かれウンザリする。

しかも、
今現在の身の回りを見ても

大してこの世界と変わらないのが

更に恐怖。
Donguri5656

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