Donguri5656

WinnyのDonguri5656のネタバレレビュー・内容・結末

Winny(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

法廷サスペンスとして
なかなかに見応えがあったね。

東出昌大の、ちょっと浮世離れした
感じをはじめ、三浦貴大ほか、役者陣も
み〜んな真に迫っていてよかったね。

東出は、声を聞くまで、最初
誰かわからなかった。

東出ってこんないい役者だったっけ?と
感心してしまいました。

なぜ、「今」映画化されたのか?
そのあたりが、よくわからないけど、

堅牢な庇護下にある司法、警察、報道と
いった既存の体制側が頑なに抵抗する
さまざまな姿と、
それになんとか風穴を開けようとする人
たちの姿が描かれる。

ほとんどミーティングと法廷の繰り返し
だけど、真剣なのに深刻さがなく前向きなので、題材に反して、重くなく爽やかさすら漂う。

作戦や課題もわかりやすく事前に提示されたりするため、法廷での緊張感も高まり、つい見入ってしまう。

裁判長が、いかにもな人だったりとか、
皆川猿時が、用語の説明され要員だったりとか、
どこからが実録で、どこが脚色か、
見ていてはっきりとはわからないけど
相変わらずの吉岡秀隆あたりは
どうなのかな?

国産OSトロン、Magicgate、MDの大容量化、などなど、ほかにももったいない技術がたくさんあったよね⁈

トカゲのしっぽは、わかったけど、
トカゲってなんだったのかね?
京都府県の勇み足の原因って、
結局なんなの?

最後の吉田羊がまた泣かせる。
Donguri5656

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