このレビューはネタバレを含みます
法廷サスペンスとして
なかなかに見応えがあったね。
東出昌大の、ちょっと浮世離れした
感じをはじめ、三浦貴大ほか、役者陣も
み〜んな真に迫っていてよかったね。
東出は、声を聞くまで、最初
誰かわからなかった。
東出ってこんないい役者だったっけ?と
感心してしまいました。
なぜ、「今」映画化されたのか?
そのあたりが、よくわからないけど、
堅牢な庇護下にある司法、警察、報道と
いった既存の体制側が頑なに抵抗する
さまざまな姿と、
それになんとか風穴を開けようとする人
たちの姿が描かれる。
ほとんどミーティングと法廷の繰り返し
だけど、真剣なのに深刻さがなく前向きなので、題材に反して、重くなく爽やかさすら漂う。
作戦や課題もわかりやすく事前に提示されたりするため、法廷での緊張感も高まり、つい見入ってしまう。
裁判長が、いかにもな人だったりとか、
皆川猿時が、用語の説明され要員だったりとか、
どこからが実録で、どこが脚色か、
見ていてはっきりとはわからないけど
相変わらずの吉岡秀隆あたりは
どうなのかな?
国産OSトロン、Magicgate、MDの大容量化、などなど、ほかにももったいない技術がたくさんあったよね⁈
トカゲのしっぽは、わかったけど、
トカゲってなんだったのかね?
京都府県の勇み足の原因って、
結局なんなの?
最後の吉田羊がまた泣かせる。