オーウェン

新少林寺/SHAOLINのオーウェンのレビュー・感想・評価

新少林寺/SHAOLIN(2011年製作の映画)
3.5
少林寺といえばリー・リンチェイが門戸を開いたイメージだが、実際の少林寺が監修したというこの映画は雰囲気が明らかに違う。
確かに激しいカンフーはあるのだが、それ以上に重視しているのは犠牲や献身などの心の部分。

物語は単純明快。
部下の裏切り出全てを失った男がたどり着いたのが少林寺。
その教えを身にまとって変わっていく。

基本的にはアンディ・ラウが主役なのでシリアス場面を担当。
意外にも笑いは少林寺の僧たちが担当と面白い分担だ。
その少林寺にはゲスト的扱いでジャッキー・チェンも顔を出し、格闘もしっかり見せる。

これはあくまで21世紀版の少林寺であり、功夫だけを求めてはいけないだろう。
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