ぶみ

ワイルド・バレットのぶみのレビュー・感想・評価

ワイルド・バレット(2006年製作の映画)
3.5
ウェイン・クラマー監督、脚本、ポール・ウォーカー主演によるアクション。
子どもが持っていった一本の銃を巡り、主人公、マフィア、警察等が東奔西走する姿を描く。
クエンティン・タランティーノが絶賛したと言われるようにバイオレンス度が高めで、隙あらば銃撃シーンを盛り込んでくるし、合間合間に裸も登場。
独特のカット割りやスローモーション、カメラワークといった演出により、映像は中々スタイリッシュ。
途中、何故この夫婦が登場したのかよくわからないエピソードもあるが、それもまた、独特の世界観に拍車をかけている。
原題が『Running Scared』であるのに対し、邦題はポール・ウォーカーが主演であるが故に『ワイルド』の文字が入ったとしか思えないチープ感漂うものである反面、中身はしっかりした作り込みを見せる。
正直、数日後には物語を忘れてしまうような内容だが、独特の映像美と銃撃戦が堪能できる一作。

悪徳刑事、一人始末。限りなくプライスレス。
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