どう考えても臨月間近のいま観る映画じゃなかった。。そうだ、こういう話だった。私のバカ。。
デヴィッドリンチが初めて製作した劇場用長編映画。もはや学生時代の短編の時からだけど、この初めから今に至るまで変わらない彼の作品のヤバさはほんと凄いな。
公開当時、単館系映画館のレイトショーでの公開だったのに口コミで話題になり、カルト映画の代表格になった。
恋人が望まぬ妊娠をして、恋人の親のプレッシャーもあり止む無く結婚。子育ても上手くいくわけもなく、子供が化け物のように見える中、恋人は子供を置いてあっさり実家に帰省。残された主人公は子供の世話をしつつ徐々にノイローゼに。浮気してたお隣の美人が別の男に走ったと知った時、ついにプッツンきて。。
彼らにとったら望まない、おぞましい結末である赤子の誕生が待ってることが分かっているのに、一時の快楽が欲しくてセックスに走る主に男、そして女の愚かさと無責任さがグロテスクな映像で描かれている。
