宇多丸師匠がバラダンで紹介していたので鑑賞。
結論から言うと、面白い!!!
オススメできる映画です。
まず、この映画で重要なのは
実際の脱獄犯が書いた小説を元に。
実際の脱獄犯が演じている脱獄映画だということ。
とにかくリアル。
脱獄に用いる様々な道具も、これをこう使うのか!とか驚きの連続。
囚人室での会話というか、ご飯を食べるシーンもリアル。
リアル知らないけどリアル!
あと、この映画最大の魅力は音ですね。
是非立川のシネマシティの爆音上映で観たかった!!!
壁を砕く音、そのものがサスペンスなんです。
そんな大きな音出して、巡回の人に見つかっちゃうよ!と観客もヒヤヒヤしてしまう。
主要登場人物5人のキャラクターも際立っていて、そこも良い。
特に愛想が良い人ww
フランス映画の名前覚えられない。
雰囲気としてはビリー・ワイルダー作品に出てきそうな味のある役者の雰囲気があります。
脱獄の首謀者の男も良い。
アルマゲドンのロシア人みたいな。
プリズンブレイクのマフィアのボス的な人みたいな顔。
そして、ラスト!!!
これは見てくださいとしか言えません。
ある程度、余剰を残した終わり方というのも好印象。
「あれはどうだったの?」と語りたくなります。
1つだけ、気になったところがあるにはあるんですが。
それは、ハブラシにつけた鏡で看守が来ないか見張るというもの。
ドアからハブラシが出てたら、いくらなんでも気づくだろ!っていうのと。
ハブラシを外に出す前に音を聞いて近くにいないかとか確かめないのか!っていう。
脱獄映画の最高峰。
オススメです!