木上

レッド・ドラゴンの木上のレビュー・感想・評価

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)
4.0
かつてハンニバルを捕まえたウィルグレアム捜査官が、ハンニバルの協力のもと「咬みつき魔」と呼ばれる犯人像を追う話

前作までと違って主人公が男性!そしてかなり体を張ってる
グレアムはハンニバルを捕まえる直前まで彼に信頼を寄せた同僚という立場であり、常識にとらわれない柔軟な考え方でシリアルキラーの捜査ができる型破りな人物として一目置かれていた
というか執着されていた
「君は私を恐れている」
ハンニバルと争ってからはFBIからも離れていた。それでも昔のように、家族を狙う殺人鬼の手がかりを得なければならなかった。
「君は私に似ている」
なのになぜ命を狙われる羽目になっているのか。どこが似ているというのだろう。ハンニバルはグレアムの捜査の目を芸術だと言う。彼は崇高なものは総じて好む趣向にある。
この時点でハンニバルの好きなものといったら食と芸術とグレアムぐらいだったろう。
芸術といえば「赤き竜と太陽をまとう女」は芸術だろうか。咬みつき魔はどう思っていたのだろう…
ちょっとそのへんよくわからないので本当に小説読みたい…読む…
悲しいロマンスとちょっとしたトリックがイノセントを醸す…

あとサントラと冒頭のハンニバル逮捕の流れの映像がスマートでめっちゃカッケエ
木上

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