原作ファンからすると、
登場人物の役者さんの見た目とか原作に忠実だし、プラスの魅力もある。
セリフも文章で目にすれば悪くないと思う。
けどなんかチグハグに感じる。特に主役級の絹子なんかはミステリアスな眼差しを持っているし、綺麗だと思うけど、一人だけ純文学を朗読してるような、セリフと世界観との解離を感じる。
発声の問題かとも思ったけど、他のレビュー見たらそれは脚本の問題みたい。
動機が見えないから、画とセリフから汲み取ろうとするんだけどハテナが増えるばかり。
原作自体が読者任せの場合が多いってこともあるのかな。イコール読解力のせいになるけど…。
でも最後のシーンが原作と違うのは人間賛美を裏のテーマにしたかったからなのか…？
原作者は個人主義だと勝手に思っていたけど(世界平和＜二人の愛的な)、大衆向けにした結果なのかな？
「漫画と実写」として見ちゃいました…
