木上

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君にの木上のレビュー・感想・評価

4.5
どんなひどいエンディングだったっけと見返したけど、
すごいハッピーエンドだったかもと思い始めた。
確かに、終局の1つの形だった。
仏教的に言えばこの世は幻想だけど、
やっぱり人と触れあうために生まれてきたのだ!
というメッセージは変わらないでエヴァの中に存在してたのかも。

初見ではラストのセリフに気をとられすぎていたけど、生まれたばかりの子どもはデストルドーを初めての他人に向けると知ってからは、旧劇がなぜそう描かれたか納得できた。
つまり子どもとしてのエンディングだったということと、
新劇は成長した大人としてエンディングを迎えたということかもしれない。
木上

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