おけい

レッド・ドラゴンのおけいのレビュー・感想・評価

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)
3.7
レクターシリーズ、映画としては3作目だが『羊たちの沈黙』でクラリスと出会う直前の話を描いた作品です。

原作の小説ではレクターシリーズの1作目にあたり主役はグレアム捜査官と連続一家惨殺事件の犯人ダラハイムであり、レクターはあくまで端役だったのだ。

そんな経緯もあり、レクター博士の出番はかなり少なめで物足りなさを感じるのは多少仕方がないのだが、そのかわり好きな俳優であるエドワードノートンがグレアム捜査官役で当時大興奮した記憶がある。

エドワードノートンはハリウッドの中でも特に演技力が高いと評価されている俳優であり、作品を自ら選ぶ俳優としても有名だ。そんな彼なので知的な狂人レクター(アンソニーホプキンス)との共演を望んでの出演なのだなと勝手に推測している。

関係ないけど、エドワードノートンは私と誕生日が一緒(年代は一つ違うが)で親近感があるのよね☺️

本作では優秀なFBI捜査官役でレクターを逮捕した初めての捜査官でもある。レクター逮捕時に生死を彷徨う大怪我をしFBIを引退後良き夫、父親としても描かれており、めちゃくちゃカッコイイ💕

エドワードノートンの話ばっかりになっちゃったけど😅どうしても好きな俳優が出てると俳優についての話ばかりになってしまう。

肝心の連続殺人鬼ですが、レイフファインズも当たり役でしたね。自らの障害や幼児期の虐待で怪物になってしまった可哀想な狂人。レクターのファンで、密かに文通をしているという点も、盲目の女性に恋をする点も、どこか憎めない人物像でした。

レッドドラゴンはすでに映画化されており、実は本作は二度目の映画化です。『レッドドラゴン レクター博士の沈黙/刑事グラハム 凍りついた欲望』はジャケ写やタイトルからもパチモンと勘違いされそう😅いつかは観たいけどまだ未見。
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